PROFILE

栗原亜也子/Ayako Kurihara

1974年神奈川県生まれ

1999年愛知県立芸術大学美術学部油画科卒業

代表作「Mind Games(マインド・ゲームス)」シリーズは、ボードゲームのひとつである「オセロゲーム」のルールに則して、グリッドのマス目の中にスタンピングやドロッピングの手法で2つの色を交互に積み重ねていくことによって画面を構築していく作品である。同シリーズでは観客参加による対戦パフォーマンスやライブペインティング、映像なども取り入れながら、「コミュニケーション」を取り巻く様々な視点を提示している。他には絵画と実物モチーフをみ合わせた写真作品「ピクチャーズ」、「Untitled」など「他者との関係性」や「領域と侵犯」を意識し、平面、立体、映像、インスタレーションなどの多様なメディアを使用して制作している。

◆主な展覧会・芸術祭

2007 　個展「Untitled / Ayako Kurihara」ギャラリーマキ（東京）、「CET07 - Central East Tokyo 07」泰岳ビル（東京）

2008 「Self Portrait」ギャラリー坂巻（東京）、「Blue Dot Asia」Seoul Arts Center（ソウル）

「食と現代美術part4（横濱芸術のれん街2）」BankART 1929 Yokohama、伊勢屋（横浜）

2009　個展「fiction/error」ギャラリーマキ（東京）

2010 　個展「ピクチャーズ」エドウィン・アール・モレナールアトリエ（横浜）

2011 「H氏との対話」Demado Contemporary Art Project（京都）

2012 「Building a Castle of Sand (or Breaking It)」Next Door Gallery（ソウル）

2013 「Heritage600 Tomorrow600」アラムヌリアートセンター（韓国ゴヤン市）、「Conversation with the Vacant Hotel」Vacant Hotel（ソウル）、BankART AIR「OPEN STUDIO 2013」BankART 1929 Yokohama（横浜）、

「the Line _ Art, Open the Way for Reunification」臨津閣および平和ヌリ公園(韓国パジュ市)

2015 個展「Mind Games」HRDファインアート(京都)

「飛鳥アートビレッジ彼方のうつわ」国営飛鳥歴史公園/高松塚地区芝生広場(奈良)

2016 「黄金町バザール2016」横浜・黄金町(神奈川)、「明日香の匠」奈良県立万葉文化館 (奈良県明日香村)

2018 「The Game Must Go On: Ayako Kurihara+ Sojin Yeom」HRDファインアート(京都)、

「黄金町バザール2018 特別プログラムグループ展『pass by: 動くものと動かないもの』」 (神奈川県横浜市)

2020 「UNMANNWD無人駅の芸術祭/大井川2020」

個展「I am Here,There and Everywhere:Mind Games2020」HRDファインアート(京都)

2023 「Interfaceー界面ー」HRDファインアート(京都)

2023 個展「トーキョー・オセロ」ルーニィ２４７ファインアーツ（東京）

◆イベント展示、レクチャー、ワークショップなど

2016 「黄金町バザール2016」ワークショップ　NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター